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### 04.Dec.2,011 ###


2,010年岐阜航空祭 - 3 航空自衛隊岐阜基地航空祭 - 4/4
24.Nov.2,010
*** XC-2 #201 ***
2,010年岐阜航空祭 - 1

本邦初公開の川崎 XC-2 1号機。
今年の岐阜基地航空祭の地上展示機の目玉はやはりこれでしょう。
背景の白い雲と白い機体が溶け込んでしまって見苦しい写真ばかりですが、
どうか御容赦願います。


*** XC-2 #201 ***


XC-2 #201 - 01 img.


XC-2 #201 - 02 img.


XC-2 #201 - 03 img.


XC-2 #201 - 04 img.


XC-2 #201 - 05 img.


XC-2 #201 - 06 img.


XC-2 #201 - 07 img.

私のデジ・カメの性能では無理だったので撮影できなかったのですが、
銀塩カメラの望遠レンズで観察した限りでは、
同機のカーゴ・ドアの上方、垂直尾翼の付け根あたりには
補強用のパッチが一面に貼りめぐらされてデコボコしており、
しかも補強板を留めるための無数のリベットが望見され、
まるで大根おろしのように見えました。

異機種編隊飛行終了後、編隊のリーダーを務めた C-1 1号機がランプ・イン。
XC-2 1号機の隣に駐機、展示されるという、なかなか心憎い
演出が為されたのですが、人垣が厚過ぎて撮影は断念。 無念。


ann img.

F-104J のA.G.G. デモ等が平気で行われたウン十年前とは比較になりませんが、
今年の岐阜基地航空祭の飛行展示の充実ぶりは尋常ではありませんでした。

特に岐阜基地名物の異機種編隊飛行展示では、
編隊の会場航過こそ僅か3回ではありましたが、
編隊が会場に帰ってくるまでの間を埋めるソロ・パートがほぼ間断無く続き、
空から眼を離す暇が無いほどでありました。

特にF-15のフライトにおける、ハイ・レート・クライムに続けて行われた、
マイナスGをかけながらのレベル・オフには驚きました。
人体はマイナスGに弱いので、急上昇から水平飛行に移る場合には
一度機体を180度ひねり、背面状態にした後に機体を水平にしてから
もう一度機体を180度ひねって順面に戻すのが通常の手順なのですが、
急上昇した機体を順面のままで水平飛行に移したのですから。
上昇した高度差がそれほど無かったとはいえ、驚きました。

また、異機種編隊の構成機に高度差を持たせることにより、
距離に応じて、編隊の形が変形したように錯覚視
(Y字型の編隊がT字型になり、最後は矢印型に見えました)
させる等、演出が見事でした。
T字の横棒を構成する機体に高低差を付けたとお見受けしましたが、
いかがでしょうか。

ただ、いかに見事な航空祭とはいえ、天候に勝てなかったのは事実でした。
早朝から全天雲に覆われ、午前中には辛うじて目視できていた岐阜 - 滋賀県境の
養老山脈も昼頃には識別できなくなり、Blue Impulse の飛行展示が始まる頃には
小さな雨粒がポツりと来る始末。 それでもB.I.の飛行展示は水平系主体で進み、
終盤の“ローリング・コンバット・ピッチ”あたりまでは見届けたものの、
遂に小雨が落ちてくるに至り、見物を諦めて家路についたのでした。

## こういう時に限って、“タック・クロス”が真正面で決まるんだよなあ ...


2,010年岐阜航空祭 - 3 航空自衛隊岐阜基地航空祭 - 4/4
24.Oct.2,010
*** XC-2 #201 ***
2,010年岐阜航空祭 - 1

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