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### 06.Oct.2,011 ###

	航空自衛隊岐阜基地航空祭 - 5/5 09.Nov.2,003 *** 装備品 ***

ここでは、普段目にすることが無い航空機装備品の写真を並べました。 レーダー FCS のアンテナは、岐阜基地以外ではあまり展示されないようなので、 貴重なショットなのかも知れません。

*** F-104J RADAR FCS ANT. ***

North American Search And Ranging Radar = NASARR F-15J の 01 BOX。 電動。　機体の小型・軽量化のあおりを喰らったのか、高Ｇ環境下でも 振り回される定めにあるアンテナ・ディッシュの裏側にまでも、 さまざまな補器類を付けざるを得なかったようだ。 中央の赤い部分は、J-ホーンの保護カバー。 部品状態のアンテナ単体を輸送する時に ホーン部分を保護するためのもの。 ホーン自体は白色であるが、使い込んでいくうちに 自身が放射する電波で焼かれて、茶色っぽく変色してゆく。

*** F-4EJ RADAR FCS ANT. ***

油圧駆動の AN / APQ-120 用のアンテナ。 網状に見えるパラボラ状のリフレクター・ディッシュは、 実は一枚板の皿に無数の穴を開けたもの。 リフレクターの形状は、左右方向よりも上下方向のほうが 微妙に小さい楕円形であることがお判りだろうか。 ちなみに IFF/SIF 用のダイポール・アンテナは 装備されていない。

*** F-4EJ改 RADAR FCS ANT. ***

F-4EJ 改用 RADAR FCS のアンテナは初めて見た。 プラナー・アレイ状のアンテナの上にある、黒い３本のＴ字状ロッドは IFF/SIF のダイポール・アンテナと想像されるが、詳細不明。 左に写っている円形のアンテナは、F-1 用 FCS AWG-11 のもの。

*** F-15J RADAR FCS ANT. ***

『巨大』としか形容しようがないF-15 用 AN/APG-63 の 031。 油圧駆動。　G の加わった環境の下でも、こんな大きなものが 首を振り回しているのだ。　航空機装備品とは、どれほどの 堅牢性を要求される物なのか、想像するのも難しい。 正面の10本のロッドは、IFF/SIF のダイポール・アンテナ。

*** M-61 GUN ***

20mm バルカン砲。 弾槽の位置から見て、恐らく F-4EJ / EJ改用の 油圧駆動式 M-61-A1 だと思われるが、未確認。

	航空自衛隊岐阜基地航空祭 - 5/5 09.Nov.2,003 *** 装備品 ***

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