プロポーションに問題は無さそうだが、動力部分が省かれたツケか、
前後2分割のボディと、シャーシとの建てつけに甘い部分が散見される。
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*** シャーシ ***
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シャーシ(P/N = A3)の底にギアボックス(P/N = A7)を接着するのだが、
そのまま接着すると、キャタピラの土台でもあるギアボックスが地面と水平にならない。
穴だらけ(動力部を埋め込むための穴?)のシャーシの補強も兼ね、
0.5と1.2mm厚のプラ板を貼って、各パーツのアライメントの調整をしてやった。
思えばこれが全ての間違いの始まりであったかも知れぬ。
以降、連鎖反応型修正地獄に突入することとなった。
キャタピラ・パーツ(P/N = A10,11)の上下面には、コロ走行用の車輪を逃がすための
大穴が開いている。 車輪は使わないので、下側の穴だけでも塞ごうと思い、
3mmプラ角棒を穴に接着。 金ヤスリでキャタピラのモールドを再現。
あまり意味のない工作ではあるが、小さな自己満足に浸った。
キャタピラの接着面が少ないので、適切な長さに切りだした 3mmプラ角棒を2本、
補強材としてシャーシに追加した。
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*** 車体前部(キャビン) ***
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基本的に左右パーツ(P/N = A1,2)の貼り合わせ。
左右接着面にはダボが一切無かったので、左右パーツの位置決めガイドと
接着面の補強を兼ね、0.5mm プラ板の切れ端を接着面の裏側に接着。
一体成型のヘッドライト・ボックス(P/N = A5)は、
車体下面の所定の位置に接着しようとすると、無視できそうもない隙間が空く。
ポリ・パテ、ラッカー・パテを摺り込み、整形。
車体前部とシャーシを合わせてみると、接着面に 0.5mm 強の隙間が空く。
0.5mm プラ板を貼って修正した。 それでも僅かに隙間が開くが、諦める。
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*** 車体後部(エンジン・ブロック?) ***
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車体前部同様、こちらも左右パーツ(P/N = A8,9)の貼り合わせ。
用途は不明だが、ブロックの正面に大きな穴が開いている。
そのままでは芸が無いので、手元にあったプラ板の切れ端等を使って、
ルーバー状のモールドを自作し、穴を塞いだ。
車体前部と後部に高低差が生じたので、後部の底に0.5mm プラ板を貼り、
前部と後部の頂部ラインがスムーズに繋がるように修正した。
各ブロック毎に組立、表面処理、塗装まで行い、最後に全てを接着する。
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