ランナーから主要パーツを切り離し、仮組みしたところで長年放置。
今、あらためて仮組みしてみると、幸いにして経年変化による事後変形は殆ど無いようだ。
パーツの精度は、当時の水準以上。 近年のキットと比べても、ほとんど遜色無い。
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*** 腕 ***
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基本的にストレート組み。 拳だけは何とかしたい。
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*** 脚 ***
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主に4つのブロックから成る。 下から順に説明する。
足首(エンジン・ノズル)部分はストレート組みだが、
人間の足指と踵に相当する部分の裏側に段差が生じた。 プラ板を貼って粗隠し。
脛の膝関節付近にあるはずの『謎の丸一モールド(姿勢制御スラスター兼多目的ラッチ?)』と、
主脚カバーのランディング・ライトが省略されているようだ。
足首を挟み込んだ隙間から、僅かに脛の中が覗けてしまう。
プラ板を貼って目隠しをすると、足首の可動領域を狭めてしまう恐れがある。
見栄えか、可動領域の確保か ... 難しいところだ。
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試しに0.5mmのプラ板を挿んでみると、
意外に可動領域が確保できそうな雰囲気。
よく確かめもせず、0.5mmプラ板で
両足の内側を左の写真のように加工。
加工完了後、改めて足首を挿んでみると、
やっぱり足首の可動領域が少し狭い。
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脛の接着面に、下側が開いたクサビ型のスペーサーを噛ませればリカバリーできそうだ。
カバーを貼り終えた後に、例の『丸に一文字モールド(姿勢制御スラスター兼多目的ラッチ?)』が
内側のくるぶしあたりにも存在していた事に気が付いた。 穴を開けることは可能だが、
カバーが邪魔で、裏打ちのプラ板が貼れない為、省略の止む無しに至る。
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太股はストレート組み。
太股の先、エアインティーク部分は、インボード / アウトボード / ファンの3パーツで構成。
奥のエンジン・ファンとインティークのインボード側のパーツは手を加える必要なし。
アウトボード側パーツには、インティークの内側に回りこむ『縁』がモールドされている。
見苦しいので、棒ヤスリなどで『縁』を削り落とした。
可変ランプのモールドが無いので、自作要す。
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*** 胴体 ***
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D型用胴体上側(P/N : 121)後端
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ブラスト・シールド(?)の裏側が抜けているので、
0.5mmプラ板を貼り合わせてカバー。
(左の写真、左下の部分参照)
塞がっている補助エア・インティークを
開口できればベストだが、私には荷が重い。
単座型では省略されていた、主翼付け根位置の
『丸一文字モールド』が再現されているのが嬉しい。
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胴体下側(P/N : 1)後端
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主翼の下になる部分がスカスカで見苦しいので、
形状に合わせて切り出した0.5mmプラ板をはめ込み、
カバーした。
胴体中央部、格納した状態で成型された腕パーツの
ピンを胴体に接続するための穴が貫通していて、
下から胴体内部が丸見え。 0.5mmプラ板を当てて
塞いだら、可変翼のラッチが引っかかる。
当てたパッチをヤスリで削り、翼のラッチ部分が
引っかからない程度にまでパッチを薄くした。
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*** 背部ブースター ***
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金型の抜き勾配の関係で、
ブースター後端(ビーバー・テイル側)、
インティーク上端のリップ部分に欠損箇所がある。
瞬間接着剤で2mmプラ角棒を接着。
欠損部分を埋めた。
素材の色が薄いベージュなので判り難いと思うが、
左の写真の白い部分がそれ。
もっと薄いプラ板を貼っても良かったのだが、
左右側壁の厚みとの兼ね合いもあり、
止む無く2mmプラ角棒を使用。
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ブースターのインティークがただの矩形の凹みでは締まらない。
0.5mmプラ板の土台上にエバー・グリーン製ストリップ #114(0.4mm x 2.0mm)で、
ハーモニカ状のボックスを自作。 塗装後にインティークにはめ込む予定。
目分量で植えたフィンの間隔が、やっぱり歪になった。 作り直すか?
左右側壁には、例の『謎の丸一モールド(姿勢制御スラスター兼多目的ラッチ?)』が
省略されているので、3,0mm ドリルで穴を開けた。
左右の穴の位置が微妙にずれたので、片方の穴を3mmプラ丸棒で埋め、
改めて穴を開け直したのは秘密である。
天面にも一つ、『謎の丸一文字モールド』がある事を忘れていた。 3.0mm の穴を一つ開けた。
位置が気に入らないが、既存のモールドとパーツの肉厚の相関関係の都合で、これが精一杯。
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*** 双垂直尾翼 ***
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設定では、ファイター形態時、双垂直尾翼は背部ブースターの上に立っている。
ガウォーク形態に変形する時、双垂直尾翼はまず、背部ブースターの上に倒れこむ形で
折りたたまれる。 その後、背部ブースター・ユニットが起き上がり、機首に向って180度近く回転。
双垂直尾翼は背部ブースター・ユニットの一部として、後胴部上面との間に挿まれたかっこうになる。
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キットを仮組みしてみると、
ブースター・ユニットの一部であるはずの
双垂直尾翼が胴体上面に密着してしまう。
背部ブースターと双垂直尾翼の間には
2mm弱の隙間が開く。
また、背部ブースターと双垂直尾翼との間から
ブースターの内側が丸見え。
対策として、まずは背部ブースターの、
ビーバーテイル下側の開口部に0.5mmプラ板を貼って、
ブースターの内側が覗けないように加工。
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次に、双垂直尾翼が胴体から少し浮くよう、
0.5mmプラ板でドーサル・スパインを少しだけ延長。
プラ板を一部、2枚重ねにして、双垂直尾翼が斜めになるようにした。
横から見ると、ドーサル・スパインの延長部分が階段状なのが丸見え。
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*** 主翼 ***
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形状は悪くないが、スパンが若干短いようにも見える。
外翼部の10mm程度の延長も考えたが、強度上の問題もあり、見送った。
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*** 頭部 ***
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形状は問題なし。 頭部左右を接着後に、モニター・カメラ窓の部分をくり貫いて、
透明アクリル角棒でもはめ込めば良かったと気がついたが、後の祭り。
もっとも顔面の殆どは機首下面に格納されてしまうので、ディティール・アップを行っても
無意味ではあるが。 モールドの一部を目立てヤスリで撫ぜ、エッジを強調した。
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*** 機首 ***
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形状は問題なし。 レドームの『謎の丸一文字モールド』は再現されているものの、
キャノピー後方・左右両側にあるはずの『丸一文字モールド』が省略されているので、
2,0mm の穴を開けた。 左右同じ位置に穴を開けるのがなかなか難しい。 少しズレたか?
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