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### Recent UPDATE ###
### 10.Dec.2,011 ###


タミヤ 1/35 SU-122

いにしえのキット。
ホイール・キャップ
剥き出しのポリ・パーツなのと、
経年変化で縮んだのか、
妙に短い履帯が困り物
witch img.

*** 1/35 ミニタリー・ミニチュア・シリーズ # 093 ***
購入当時の定価、僅か \1,000。
タミヤH.P.のカタログに拠れば、2,009年現在の定価 \1,600。
スポット生産アイテムに指定されている ... どうやら生産休止中らしい。
後に1/48ミニタリー・シリーズにも加えられた。 こちらは # 027。 定価 \1,700。

“ガンダム”が光り輝くのは“ザク”の存在あればこそ、
“旧ドイツ陸軍戦闘車両”が光り輝くのは“旧ソ連陸軍戦闘車両”の存在あればこそ
... というわけで、旧ソ連陸軍戦闘車両の模型を作っているわけです。
キットはタミヤ 1/35 T-34/76 のバリエーション。
実車同様、模型も“T-34/76”のシャーシを流用したもので、
シルエットを共有するバリエーション車両を並べるには好都合。
いささか古めかしさは否めませんが、タミヤの“T-34/76”や“SU-85”も購入済みですので、
そちらも日を改めて製作してみようと思っています。

*** 実車について ***
旧ドイツ陸軍のIII号突撃砲戦車の影響を受け、旧ソ連の傑作戦車T-34のシャーシを流用し、
23 口径 122mm M-30S 榴弾砲を装備した自走砲。
後に続くSU-85やSU-100の母体となった。
開発がスタートしたのは1,942年10月で、僅か一ヵ月後には試作車が完成。
1,943年01月には量産型がレニングラード戦に投入され、同年07月からの“クルスク戦”にも
多数が投入されたものの、強力な旧ドイツ軍相手に苦戦を強いられた。
“クルスク戦”以降は、より強力な85mm砲を搭載したSU-85にその座を譲った。


製作


シャーシの底にはモーターライズ時代の痕が歴然と残っている。
ギア・ボックスを留めるビスの穴や、モーターのスイッチ穴等は不要なので、
プラ板の欠片で底打ちした後、ポリパテで埋めた。
同様に、ドライブ・スプロケット・ホイールの根元に空けられた、
ギア・ボックスのシャフトを通す為の溝も、プラ棒等の欠片で塞いだ。
履帯やホイールの影になるので、向こう側が見えない程度のいいかげんな工作ではあるが。

リアパネル等、一部に勘合の悪いパーツもあるが、特に問題は無し。
(見て見ぬフリ、とも言う) ヒケやゲート痕の修整等、組立は一般的な作業の繰り返し。

最大の問題は履帯。
経年変化で縮んだのだろうか、同梱のポリ・キャタピラが妙に短くて、そのままでは嵌らない。
模型は、履帯のテンション調整ができるよう、アイドラー・ホイール・シャフトが
前後させられるような構造になっているが、それを最大限に利用しても不可能。
厚みも足りないように感じるので、ここは一発、モデル・カステンの可動履帯をおごってやるか。


塗装


塗装箇所 使用塗料 備考



参考資料 (順不同)




タミヤ 1/35 SU-122


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