1,998年頃から飛び始めた、全日空のポケモン・ジェット。
図案を何度か変更し、以後も新しいデザインの機体が就航していたらしい。
今回製作するキットは、そのポケモン・ジェットの最初の機体を模型化したもの。
トミーのポケモン・ジェット・シリーズはいくつかのバリエーションが存在したが、
つい買いそびれてしまい、手元にあるのはこれひとつ。 さて、どうなりますやら。
1/300 のボーイング747は手頃なサイズではあるが、スケール的に中途半端な感は否めない。
旅客機の資料が手元に無いので、747-400Dをどれほど忠実にモデライズしているのか
判断できない。
製作開始当初は降着状態にするつもりだったが、ディティール、
特に脚周りは省略が著しいので、飛行状態のスタンド・モデルにする事に改めた。
部品数はたかが知れているものの、部品の勘合はあまり芳しくない。
特に主翼と胴体の間には結構な隙間が開く。
もう少し勘合が良ければ、胴体と主翼を別々に塗装した後に結合するのだが。
愚痴をこぼしても仕方が無い。
プラ板の切れ端を埋め込み、ポリパテ、ラッカーパテを擦り込んで整形。
飛行状態なので、主脚。首脚扉は塞ぐ。 ポリパテを摺り込み、整形。
キア・ドアは四角くスジ彫りを施して再現してやれば良いのだろうが、面倒になり省略。
胴体と主翼を結合した“十文字”状態で、水平尾翼ともども表面処理。
タミヤの“ファインサーフェイサー”(缶スプレー)を吹き付け、水ペーパーで軽く磨く。
パテ盛り整形箇所に不具合を見つけたら、再度ラッカー・パテを擦り込み、整形のやりなおし。
今度はGSI クレオスの“Mr. サーフェイサー 1,200”をエアブラシで吹き付け。
また要修整箇所が見つかるので、表面処理のやりなおし。 この繰り返し。
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