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“AIRFIX 1/144 Saturn-V”の一番下に跳ぶ

### Recent UPDATE ###
### 11.Dec.2,011 ###

AIRFIX　1/144　APOLLO　：　SATURN - V

We choose to go to the moon ! 垂直離床型宇宙ロケットは 漢のロマンっ！！ 宇宙開発競争たけなわの あの時代が懐かしい。

人類を初めて月に送り届けたアポロ11号。 その打ち上げに用いられたサターンＶ（５）型ロケットのキット。 パッケージを包んだシュリンク・パックにステッカーが一枚、貼ってある。 色褪せたそれには “25th ANNIVERSARY LUNAR LANDING LIMITED EDITION” とある。 アポロ11号の月着陸成功が1,969年だから、再販されたのは1,994年のことだろう。 購入時の価格は税別で\3,980だったらしい。 今年が月着陸40周年だから、このキットを購入してから15年近くが過ぎた計算になる。 オリジナルが発売されたのは多分、1,970年前後のことだろう。 この時代のエアフィックスの製品は、キット自体の出来はともかく、ボックスアートが素晴らしい。 全盛期のレベルと双璧を成すのではなかろうか？ 御多分に漏れず、このキットのパッケージの見事さはどうだ ... ！ - だからという訳でも無かろうが、シュリンク・パックも破らずにストックしてあった。 そういえば、出先で偶然見かけたこのキットを衝動買いしたものの、 同スケールのバンダイ / モノグラム版サターンＶ型ロケットがストックしてあった事を 帰宅してから思い出し、一挙に製作意欲が萎んで放置。　そしてそのまま15年 ... ##　駄目じゃん > ワシ ここまで来るとなにやら勿体無いような気もするが、いま製作を始めないと、 一生作れないような予感に背中を押された。 1/144のサターンＶ型ロケットはもう一つ、バンダイ - モノグラム版の物も所持している事と、 今年、エアフィックスのサターンＶ型が再販される事もあってか、思い切って始めることにした。 ストックの中からキットを掘り出すのに半日費やした。

	シュリンク・パックを剥がす前に 撮影した為、画像がやや不鮮明だが、 左がキットのパッケージ。 下は、パッケージ右下に貼られた ステッカーのクローズアップ。

製作

スタンド 御椀をふせたような形状の一枚板。　力を加えるとベコベコへこむ。　強度は大丈夫か？ 表面が傷だらけだったので、水ペーパー等で磨いた。 　エンジン・ノズル　（１段目 / ２，３段目用） 表面のモールドが複雑で、整形作業には気を遣う。　特に５基ある１段目用は目立つし、 中央のノズルはスタンドとの接続パーツでもあるので、強度も確保しなければならない。 ガイド・ピンの位置が微妙にズレているので、丸やすり等でダボ穴を広げたり、 ピンを半分切り飛ばしたりして微調整。　併せてパーティング・ラインの削り合わせも実施。

塗装

Specified HUMBROL Paint
Number	Name	Color Tone
11	Silver	METALLIC	（メタリック）
22	White	GLOSS	（艶あり）
85	Coal Black	SATIN	（半艶）

参考資料 （順不同）

■	スペースシップ・スーパー・モデリング	ジャパンミックス株式会社刊
“FAMOUS SPACESHIPS of FACT and FANTASY - 2nd Edition” （FINESCALE MODELER MAGAZINE）の和訳本 * * * 日本で入手可能な代替材料を紹介する等、独自の注釈を加えた努力は認めるが、 訳が稚拙で訳し忘れた部分も多く、原書に比べて作例写真の質も大幅に低下している。 原書が入手可能なら、あえて購入する価値は無い。

モチベーション維持の為、こんな映画はいかが？
■	THE RIGHT STAFF
■	APOLLO 13
■	From the Earth to the Moon 邦題　：　“人類、月に立つ”

AIRFIX　1/144　APOLLO　：　SATURN - V

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