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### 11.Dec.2,011 ###


タミヤ 1/72 BELL X-1

もともとは東京のホビーショップ
"ホビースポット U"が自主開発したキット。
小さいのが珠に瑕?
witch img.

*** ウォーバード・コレクション # 040 ***
1,947年10月14日、合衆国カリフォルニア州ミューロック乾湖上空において、
チャールズ・E・イエーガー大尉(階級は当時)の操縦により、
水平飛行で音速を超えた世界初の航空機。
詳細は私ごときが語るより、映画“ライト・スタッフ”を御覧頂くか、
映画の原作であるトム・ウルフ氏の著作等を読んで頂くなりしたほうが
数段有益であろう。

今年は2,007年。 そう、あの歴史的飛行から60周年の記念の年なのだ。
今年作らんで何時作る? ただそれだけで製作開始。

X-1 PACKAGE-I img.
*** 上はホビースポットU のオリジナル・パッケージ。 下はタミヤの現行品のパッケージ ***


製 作


今回、タミヤ製1/72ウォーバード・コレクション #040 を購入 / 製作したが、
このキットの金型は元来、東京は池袋駅の近傍にあった模型店
ホビースポット U が製作させたものであることは周知のとおり。
暫くは同店の店頭か、通信販売でしか入手方法が無かったようだが、
販路拡大の為だろうか、いつしかタミヤ・ブランドで販売されるようになり、
私の住まう地方でも容易に入手できるようになった事は、
一消費者としては嬉しい限り。

金型を製作させたホビースポット U はその後、池袋駅前から撤退。
駅から少し離れた某大学の前に移転したものの、
店主の体調が思わしく無いとかで移転後、程なくして店を閉め、
P-51ムスタング専門の通信販売模型店に転進されたものの、
最近は噂を耳にしなくなってしまった。
(コッチが田舎なもんだから、情報が入ってこないのだ)

さて、キットについて。
機体は小さく、あっと言う間にできあがりそうにも見えるが、
ディティールが繊細で、製作には神経を使う。
繊細過ぎて、ある意味作り難いキットである。
(老眼が進んだだけかも知れないが ...)
主翼、水平尾翼は接着面が小さく、ガイドとなるベロも浅く、小さい。
強度面でとても不安なので、主翼の接着面に、手元にあった適当な径の
真鍮線を埋め込み、胴体の接着面に開けた穴に差し込むようにして接着。
瞬間接着剤と流し込み型接着剤を併用して固定。
作り方が悪いのか、主翼と胴体の間の接着面に小さな隙間が生じる。
薄めた瓶入りサーフェイサーを流し込んでごまかしたが、修正は不完全。
水平尾翼はそのまま接着したが、問題は無さそうであった。
(水ペーパーを使って整形中に、接着面から折れはしたが)
水平尾翼は、胴体側のフェアリングよりやや厚みがあるようで、
接着面に段差が生じる。


塗 装




参考資料 (順不同)


X プレーンズ 世界の傑作機
新装版
# 067 文林堂
Xの時代 世界の傑作機
スペシャル・エディション
SP 003 文林堂


タミヤ 1/72 BELL X-1


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