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### 13.Dec.2,011 ###
ACADEMY 1/72 T-6G TEXAN “自衛隊仕様”
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よく出来たキットだけど、
カッチリし過ぎていて
雰囲気が ...
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*** 実機について ***
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全世界において15,000機以上も製造された、
ノースアメリカン社のスマッシュ・ヒット機、T-6 / SNJ テキサン。
その源は、ノースアメリカン社の処女作である自費開発機・社内呼称 NA-16 にまで遡る。
これは鋼管羽布張りの胴体に低翼・単葉・固定脚を組み合わせた複座機で、
幸いなことにBT-9 (BT : Basic Trainer / 基本練習機の意)として陸軍に採用され、
42機が発注された。
この BT-9 を基礎に、胴体を延長し、鋼管羽布張り胴体を金属製に変更。
エンジンをライト R975-E7 ホワールウインドから P&W R985-25 ワスプジュニアに換装。
さらに固定脚を引き込み式に変更する等した結果、
BT-9 は BC-1(BC : Basic Combat / 基本戦闘練習機)、
AT-6 / SNJ(AT : Advanced Trainer / 高等練習機、SNJ : Scout Trainer / 索敵練習機)
へと発展し、有名なテキサン / ハーバードとして知られる事となった。
ノースアメリカン社は、処女作がいきなりミリオン・セラーに大化けしたようなもので、
幸せなスタートを切った会社だと思う。
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*** 参照 : 世界の傑作機(新装版) ***
*** #075 “P-51A,B,C ムスタング” ***
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キット添付の解説に拠れば、航空自衛隊で運用されたT-6は、
1,969年03月をもって全機用途廃止となったとか。
さすがにそれでは、生きたT-6を見た記憶が自分に無くても不思議では無いが、
ゲートガード機としてあちこちで目にする機会は多かったので、
全く馴染みが無い機体でもない。
ただ、記憶の中のT-6は既に全てセピア色で、機体の色味のイメージがよく判らない。
説明書の指定では FS13586 = オレンジ・イエローとなってはいるが、
いわゆるトレーナー・イエロー(要はまっ黄っ黄)で良いのやら、
少しオレンジがかった色だったのか、悩むところだ。
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機体の色味は後で考えるとして、とりあえず主翼と胴体パーツの内側を
Mr.Color #33 “艶消し黒”で塗り潰す。
パーツを透過する光を遮り、肉厚の薄いプラスチック独特の『軽さ』を予防する為だが、
どれほどの意味があるのやら、自分にも疑問だ。
ただ強迫観念に苛まれるまま行っているルーチン・ワークに過ぎない。
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塗装箇所 |
使用塗料 |
備考 |
胴体 / 主翼内側 |
Mr.Color #33 “艶消し黒” |
光の透過予防 |
コックピット内部 |
Mr.Color #351 “ジンク・クロメイト Type-1” |
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シート |
クッション部分はMr.Color #“” |
計器盤 (前、後席) |
Mr.Color #33 “艶消し黒” |
アンチ・グレアはとにかく、盤面自体は “ジンク・クロメイト Type-1”で塗るべきか? |
エンジン |
Mr. Color # “” |
Mr. Color #33“艶消し黒”で下塗り |
集合排気管 |
Mr. Color #61 “焼鉄色” |
Mr. Color #33“艶消し黒”で下塗り |
スミ入れ ウオッシング |
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今回製作に供したキットは、韓国アカデミー社の特別仕様で、
オリジナルのデカールが省かれた代わりに航空 / 海上自衛隊のマーキングのみが
同梱された限定版。
このキットは当初、マンガ“ヨコハマ買出し紀行”に登場する機体に仕立てるつもりで
買い求めたのだが、劇中の機体には国籍マークすら無く、
それなら無理に限定版を使わなくても ... と思い直した訳である。
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ACADEMY 1/72 T-6G TEXAN “自衛隊仕様”
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